HOMECOLUMN / プラットフォーム

プラットフォーム2025.02.07

配信代行を徹底比較|TuneCore・DistroKid他

自分の曲をSpotifyやApple Musicに出したい。でも、TuneCore、DistroKid、LANDR…名前は聞くけれど、どれを選べばいいのか分からない——そんなあなたのための比較記事です。この記事では、主要な配信代行を料金・印税・機能で表にして並べ、最後に「あなたはどれを選ぶべきか」を判断軸で示します。数字が苦手でも読めるように、専門用語は噛み砕いて進めます。

そもそも配信代行とは(30秒で理解)

配信代行(ディストリビューション)とは、あなたの曲をSpotifyやApple Musicなどのサブスク各社に、まとめて届けてくれるサービスのことです。個人がSpotifyに直接「曲を置いてください」とは頼めません。その仲介をしてくれるのが配信代行です。

年額や定額の料金を払うと、1曲を世界中の主要ストアに一括で出せて、再生されたぶんの印税を受け取れます。仕組みの全体像は自分の曲をサブスク配信する方法で、サービスの種類の考え方は音楽ディストリビューション比較でも解説しています。

POINT配信代行=あなたの曲をサブスク各社にまとめて届ける仲介サービス。料金を払えば、Spotify・Apple Music・YouTube Musicなどに一括で出せて、印税を受け取れる。選ぶ基準は「料金の型」「印税の取り分」「曲数」「機能」の4つ。

選ぶときに見る4つのポイント

サービス選びで迷わないために、見るべきポイントを4つに絞ります。ここだけ押さえれば決められます。

ポイント意味チェックの仕方
料金の型「1曲ごと年額」か「定額で曲数無制限」か年に何曲出すかで有利な型が変わる
印税の取り分売上のうち自分に入る割合「ほぼ100%」か「手数料を引く」か
曲を止めたときの扱い料金を止めると配信が消えるか年額停止で曲が下がる方式に注意
付いてくる機能分析・プレイリスト申請・著作権管理など自分に必要な機能だけ見る

とくに大事なのが「料金の型」と「曲を止めたときの扱い」です。年に1〜2曲しか出さない人と、毎月出す人では、最適なサービスがまったく変わります。

主要サービスを一覧で徹底比較

代表的な配信代行を、傾向として比較します。料金やプランは変わることがあるので、契約前に必ず公式で最新を確認してください(下表は特徴の目安です)。

サービス料金の型印税特徴向く人
TuneCore Japan1曲/1アルバムごと年額ほぼ100%日本語サポートが手厚く国内定番年に数曲・日本語で安心したい人
DistroKid年額定額で曲数無制限ほぼ100%(プランによる)たくさん出す人ほど割安・海外発頻繁にリリースする人
LANDRサブスク型プランによるAIマスタリングと一体化制作から配信まで一括で済ませたい人
Frekul無料枠あり無料枠は取り分が下がる場合ありまず無料で試したい人向けお金をかけずに一歩踏み出したい人

ざっくり言えば、「日本語で安心して1曲ずつ出す」ならTuneCore Japan、「たくさん出す」ならDistroKidが二大定番です。次から、それぞれが向く人を具体的に見ます。

TuneCore Japanが向いている人

TuneCore Japanは、国内でもっとも使われている定番の一つです。1曲・1アルバムごとに年額を払う方式で、印税はほぼ100%自分に入ります。

  • 年に出す曲が数曲で、1曲ずつ丁寧に管理したい人
  • 手続きや問い合わせを日本語で安心して進めたい人
  • YouTubeの権利管理など、国内向けの機能を使いたい人

注意点は、年額を止めると配信が下がる方式であること。ずっと残したい曲は、更新を続ける前提で予算に入れておきましょう。

DistroKidが向いている人

DistroKidは海外発のサービスで、年額の定額を払えば曲数が無制限という点が最大の特徴です。たくさん出す人ほど、1曲あたりのコストが下がります。

  • 月に1曲、毎月のようにリリースを重ねたい人
  • 1曲あたりのコストを最小にしたい人
  • 英語の管理画面に抵抗がない人(近年は分かりやすくなっています)
「TuneCoreで1曲ずつ払っていたとき、年6曲出したら費用がふくらんで驚きました。定額のDistroKidに変えたら、同じ曲数でも一気に安くなって。出す本数が増えた今の自分には、こっちが合っていました」(宅録SSW・30代)

たくさん作って出したい人は、リリースの計画も大事になります。リリーススケジュールの立て方もあわせてどうぞ。

その他のサービス(LANDR・Frekul等)

二大定番以外にも、目的次第で選択肢があります。

LANDR

AIマスタリングと配信が一体になったサービスです。制作の仕上げから配信まで1か所で済ませたい人に向きます。マスタリングそのものを知りたい人はミックス・マスタリングとは?を先に読むと理解が深まります。

Frekul

無料枠があるのが特徴で、「まずお金をかけずに1曲出してみたい」という人の最初の一歩に向きます。ただし無料枠は印税の取り分が下がる場合があるので、本格化するときは有料や他社への乗り換えを検討しましょう。

POINT「制作の仕上げも一括で」ならLANDR、「まず無料で試す」ならFrekul。ただし無料は印税が減ることがあるので、伸びてきたら総額で見直す。最初のサービスに一生縛られるわけではない——乗り換えは普通のこと。

結論:あなたはどれを選ぶべきか

迷ったら、この判断軸で決めてください。

あなたのタイプおすすめ理由
年に1〜3曲・日本語で安心したいTuneCore Japan国内定番でサポートが手厚い
毎月のように出す・数が多いDistroKid定額・曲数無制限で割安
制作の仕上げも一括でLANDRマスタリングと配信が一体
まず無料で1曲試したいFrekul等の無料枠お金をかけず踏み出せる

いちばん大事なのは、完璧なサービスを探して止まらないことです。年に数曲なら年額型、数が多ければ定額型。この基準でまず1曲出す。使ってみて合わなければ乗り換えればいいだけです。配信を収益につなげる考え方はストリーミング印税の仕組みSpotifyの再生数を増やす方法で深掘りしています。

配信で失敗しないチェックリスト

どのサービスを選んでも共通で押さえたい、初回配信のチェックリストです。

  • ジャケット画像は正方形・規定サイズ以上で用意した(ジャケット写真の作り方参照)
  • リリース日は2週間以上先に設定した(プレイリスト申請の時間を確保)
  • アーティスト名・曲名の表記を全ストアで統一した
  • 作詞・作曲・演奏のクレジットを正しく入力した
  • カバー曲の場合、必要な許諾を確認した(カバー曲を配信する方法参照)
  • Spotify for Artistsなどのアーティスト申請を済ませた

よくある質問

Q. 配信代行サービスの料金体系はどう違いますか?

A. 大きく分けて、1曲・1アルバムごとに年額を払うタイプ(TuneCore Japanなど)と、定額を払えば曲数無制限で出せるサブスク型(DistroKidなど)があります。年に数曲しか出さない人は前者、たくさん出す人は後者が割安になりやすいです。印税の取り分や機能も含めて選びましょう。

Q. 印税は100パーセント自分に入りますか?

A. サービスによります。TuneCore JapanやDistroKidは、規定の料金を払えば売上の印税をほぼ100パーセント受け取れる方式です。一方、料金無料の代わりに印税から手数料を差し引くサービスもあります。無料に見えて印税が減る場合があるので、総額で比較することが大切です。

Q. 初めての配信で失敗しないコツはありますか?

A. まずは1曲だけ、続けやすい料金のサービスで試すことです。ジャケット画像の規格やISRC・UPCといったコードの扱い、リリース日を2週間以上先に設定してプレイリスト申請の時間を確保する、この3点を押さえれば大きな失敗は防げます。慣れてから曲数や機能で乗り換えても遅くありません。

Q. どのサービスでもSpotifyやApple Musicに出せますか?

A. 主要な配信代行なら、SpotifyやApple Music、Amazon Music、YouTube Musicなど、国内外の主要ストアにまとめて配信できます。違いが出るのは、配信先の細かさ、反映スピード、分析ツール、サポートの手厚さなどです。まず主要ストアに出せることは共通なので、そこ以外の条件で選ぶとよいです。

STAR ROUTE MUSIC AGENCY

「出す」だけで終わらせない、届け方まで一緒に。

配信代行はあくまで「出す」ための仕組みです。大事なのは、出したあとに聴かれること。スタールートは、配信の選び方から、リリースの設計、プレイリスト対策、SNSでの届け方までを、全国どこからでもオンラインで伴走する音楽事務所です。売上がなかなか作れないという方こそ、一度ご相談ください。相談は何度でも無料です。

※ 本記事は情報提供を目的としたものです。最新の内容・料金・キャンペーン等は無料相談時にご案内します。サービスの料金・プランは変わることがあるため、契約前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。スタールートは全国どこからでもオンラインでご相談いただけます。

← コラム一覧へ

公式LINE無料相談