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ライブ2025.08.15

配信ライブのやり方|必要な機材と設定を1から解説

「配信ライブをやってみたいけど、機材も設定もよく分からない」。その気持ちのまま止まっている人はとても多いです。でも安心してください。配信ライブは、スマホ1台の無料配信から今日でも始められます。この記事では、まず0円で始める方法から、音をきれいにする機材選び、視聴者が離れない音量設定、そして投げ銭やチケットで収益に変えるところまで、段階を追って具体的に案内します。会場を借りるお金も、遠くまで移動する必要もありません。

配信ライブが「収益が作れない人」の味方な理由

ライブハウスで演奏するには、会場のノルマ、移動費、機材の運搬と、始める前からお金と体力がかかります。「動員が読めなくて、やるたびに赤字になる」という悩みは、活動を続けるうえで本当に重いものです。配信ライブは、その入口のコストをほぼゼロにしてくれます。

自宅の部屋から、スマホ1台で始められる。会場費もノルマもない。しかも、住んでいる場所に関係なく、全国どこの人にも見てもらえます。ライブハウスの集客が半径数キロの世界だとしたら、配信は最初から日本中がお客さんです。ライブハウスのノルマに悩んでいる人は、あわせてライブのノルマを回収する方法も読んでおくと、リアルと配信を両輪で考えられるようになります。

POINT配信ライブは「会場費ゼロ・移動ゼロ・全国が観客」。収益が作れずに悩む人ほど、まずここから固定費のいらない発表の場を持つのが合理的です。

まずは0円・スマホだけで始める

最初の一歩は、機材を買うことではありません。今持っているスマホで、一度配信してみることです。Instagramライブ、TikTok LIVE、YouTubeライブは、どれもアプリの中のボタンから数タップで始められます。三脚も、最初はなくて大丈夫。積んだ本の上にスマホを立てかけるだけでも配信は成立します。

「いきなり本番は怖い」という人は、公開範囲を絞った練習配信から。Instagramなら親しい友達だけに見せる設定もあります。まずは10分、自分が普段歌っている曲を配信して、「配信の間、何を話すか」「歌と歌の間に何をするか」の感覚をつかむ。この一回の練習が、本番の緊張を大きく減らします。スマホ配信の細かいコツはインスタライブで弾き語り配信でも詳しく触れています。

「機材が揃ってから」と2年間言い続けていた人が、開き直ってスマホで週1配信を始めたら、3ヶ月で常連が20人つきました。始めた人だけに、次のステップが見えてきます。

配信プラットフォームの選び方

プラットフォームは「どこに自分のお客さんがいるか」で選びます。すでにフォロワーがいるSNSでそのまま配信するのが、いちばん人が集まりやすい選び方です。特徴を整理します。

プラットフォーム向いている人収益手段特徴
Instagramライブすでにフォロワーがいる人投げ銭(バッジ)既存ファンに届きやすい。アーカイブも残せる
TikTok LIVE新規に見つけてほしい人ギフトフォロワー外にも表示されやすい。条件あり
YouTubeライブじっくり配信したい人スーパーチャット音質・画質が高く、長時間配信に強い
ツイキャス等弾き語り・雑談中心アイテム課金音楽配信の文化が根づき、常連がつきやすい

迷ったら、今いちばんフォロワーが多いSNSから始めてください。複数を同時に配信できるツールもありますが、初めは1つに絞ったほうが集中できます。プラットフォームごとの収益の作り方は投げ銭で稼ぐで掘り下げています。

音をきれいにする機材(段階別)

配信ライブで観客が離れる一番の原因は、画質ではなく音です。歌がこもったり割れたりすると、内容がよくてもすぐに閉じられます。とはいえ、いきなり全部そろえる必要はありません。予算に合わせて、段階的に足していきましょう。

段階足すもの目安の費用変わること
ステップ0スマホのみ0円とにかく始められる
ステップ1スマホ用の外部マイク3,000〜1万円声のこもりが減り聞き取りやすくなる
ステップ2コンデンサーマイク+オーディオインターフェース2〜4万円歌の質感がぐっと上がる
ステップ3ミキサー・照明・カメラ5万円〜複数楽器や本格的な画づくり

まずはステップ1の「スマホ用マイク」だけでも、音の印象は大きく変わります。オーディオインターフェースやマイクの選び方に踏み込みたくなったら、オーディオインターフェースの選び方宅録マイクの選び方が役立ちます。配信の音量基準を整えたい人は配信のラウドネス基準もどうぞ。

POINT投資は「音 → 映像」の順。ステップ2までで、多くの配信ライブは十分に戦えます。照明やカメラは、続けられる手応えが出てからで遅くありません。

失敗しない音量・映像の設定

本番前に必ず確認したい設定を、チェックリストにしました。ここを押さえるだけで、「音が割れる」「顔が暗い」といった初歩のつまずきはほぼ防げます。

  • マイク入力レベル/一番大きく歌ったときに、メーターが赤(振り切れ)に入らない位置まで下げる。少し余裕を持たせるのがコツ。
  • 楽器とのバランス/弾き語りなら、ギターが大きすぎて歌が埋もれていないかを事前に確認する。
  • 光は顔の正面から/窓を背にすると顔が暗くなる。逆に、窓や照明が正面に来るようスマホを置く。
  • 通信は有線かWi-Fiの近くで/配信の途中で止まる原因の多くは電波。ルーターの近くで配信する。
  • 通知はオフ/配信中にLINEの通知音や電話が入らないよう、機内モード+Wi-Fiにする。
  • 本番前に30秒テスト/非公開で短くテスト配信し、音と画を自分の耳と目で確認してから本番へ。

特に大事なのは、一番上の入力レベルです。音は「少し小さいかな」くらいが安全。割れた音は直せませんが、小さい音は視聴者が端末の音量を上げれば済むからです。

配信前の告知と当日の進行台本

機材が完璧でも、告知をしなければ誰も来ません。逆に、告知の設計だけで動員は何倍にもなります。配信の告知は、直前に一回だけ出すのではなく、日をずらして複数回に分けるのが基本です。

  1. 3日前:日時と内容を予告する投稿(「金曜21時から弾き語り配信します」)。
  2. 前日:「明日です」のリマインド。歌う曲を1つだけ予告すると期待が高まる。
  3. 当日昼:「今夜です」+ストーリーズでカウントダウン。
  4. 開始5分前:「今から始めます」の最後の一押し。

当日は、ざっくりでいいので進行台本を手元に置きます。おすすめの流れはこうです。

1. 最初の3分は待ち時間(雑談しながら人が集まるのを待つ)/2. 1曲目(一番自信のある曲)/3. 自己紹介と今日のテーマ/4. 2〜3曲/5. コメントを読む時間/6. ラスト曲/7. 次回配信の告知で締める。

この「最初の3分は待つ」を知らずに、人がいないうちに歌い始めて心が折れる人がとても多いです。配信は人が集まるまでに数分かかると、あらかじめ決めておきましょう。集客の考え方全体はSNSでファンを増やす方法も参考になります。

投げ銭・チケットで収益にする

配信ライブの収益は、大きく3段階で育てていきます。いきなり有料にするのではなく、まず無料でファンとの関係を作り、応援したい気持ちが育ってから有料の場を用意する——この順番が、無理なく収益につながります。

段階やること収益の作り方
第1段階無料配信を定期的に投げ銭・ギフト(気持ちの応援)
第2段階特別な回を有料チケット制にオンラインライブのチケット販売
第3段階継続の場をつくる月額ファンクラブ・限定配信

ミニ事例を紹介します。会社員をしながら弾き語りをする「みなみさん(仮名)」は、毎週金曜21時の無料配信を半年続けました。最初は視聴者3人。でも「同じ時間にいる」ことが常連を生み、半年後には毎回30人前後が集まるように。そこで初めて、月に一度だけ有料の特別配信(1枚1,500円)を企画したところ、25枚が売れて、月の音楽収入がライブハウス1本より安定しました。派手ではありませんが、これが配信で収益を作る現実的な形です。

収益源の全体像を知りたい人はライブで稼ぐ方法音楽で食べていくにはを、少ないファンでも売上を作る発想は少ないファンでも売上を作るにまとめています。

配信ライブでやりがちな失敗

  • 1回きりで判断する/初回で人が来ないのは当たり前です。配信は「同じ時間に続ける」ことで常連が育ちます。最低でも8回は同じ枠で続けてから評価しましょう。
  • 音量を上げすぎて割れる/熱が入ると声が大きくなり、音が割れます。入力は控えめに、が鉄則です。
  • コメントを読まない/配信の楽しさは双方向にあります。名前を呼んでコメントに返すだけで、視聴者は一気にファンになります。
  • 告知が当日だけ/人は予定を空けておく必要があります。数日前からの複数回告知を習慣にしましょう。
  • 収益を急ぎすぎる/関係ができる前に有料化すると、かえって人が離れます。まず無料で信頼を貯めてから。

よくある質問

Q. 配信ライブはスマホだけでもできますか?

A. できます。InstagramライブやTikTok LIVE、YouTubeライブはスマホ1台で今すぐ始められます。まずはスマホで弾き語りや歌を配信し、音や画質にこだわりたくなった段階でマイクやオーディオインターフェースを足していく順番がおすすめです。最初から高い機材をそろえる必要はありません。

Q. 配信ライブで一番大事な設定は何ですか?

A. 音量です。歌や楽器が割れて聞こえると、それだけで視聴者はすぐ離れます。マイクの入力レベルは、一番大きく歌ったときにメーターが振り切れない位置に設定し、リハーサルで一度確認してから本番に入るのが基本です。画質より先に音を整えると、配信の印象が大きく変わります。

Q. 配信ライブで収益は作れますか?

A. 作れます。多くの配信アプリには投げ銭・ギフト機能があり、視聴者が応援の気持ちをその場でお金にできます。さらに有料チケット制のオンラインライブや、月額のファンクラブと組み合わせると収益は安定します。まずは無料配信でファンとの関係を作り、そこから少しずつ有料の場を増やすのが現実的です。

Q. 視聴者が全然来ないときはどうすればいいですか?

A. 配信の告知を、始める直前ではなく数日前から複数回に分けて出すことが大切です。日時を固定して毎週同じ時間に配信すると、来る側も予定を空けやすくなります。それでも人が集まらない場合は、配信そのものより日頃のSNS発信でファンを増やす土台づくりを先に見直すと効果的です。

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