「パソコンも、高いマイクも、編集ソフトも持っていない。だから音楽の発信なんて、まだ無理」——そう思って止まっているなら、いい知らせがあります。今はスマホ1台あれば、録音も撮影も編集も投稿も、全部できます。しかも0円で。この記事は、機材にくわしくない人向けに、今持っているスマホだけで最初の1本を出すまでを、順番どおりに案内します。専門用語は出てくるたびに噛み砕くので、置いていかれる心配はありません。
まず、頭の中の「機材が必要」という思い込みを外しておきます。音楽SNSに必要な作業は、実は4つだけです。録音する・撮影する・編集する・投稿する。この4つは、すべて今持っているスマホで完結します。
| 作業 | 使うもの | 費用 |
|---|---|---|
| 録音する | スマホの内蔵マイク/標準の録音アプリ | 0円 |
| 撮影する | スマホのカメラ(縦向き) | 0円 |
| 編集する | SNSアプリの編集機能/無料アプリ | 0円 |
| 投稿する | TikTok・Instagram・YouTubeなど | 0円 |
スマホでどこまでできるかを深掘りしたスマホだけで作曲・DTMはどこまでできる?もありますが、発信を始めるだけなら、この記事の4ステップで十分です。どこまで一人でできて、どこから機材を足すかの全体像はアーティスト活動に必要なものにまとめています。
最初のステップは録音です。難しく考えず、スマホに元から入っている録音アプリ(ボイスメモなど)か、動画をそのまま撮る形でかまいません。「内蔵マイク」とは、スマホに元からついているマイクのこと。最初はこれで十分です。
音をきれいに録るコツは、機材ではなく環境です。次の3つだけ守ってください。
宅録(自宅で録音すること)をもう少し本格的にやりたくなったら、宅録のやり方でマイクの立て方まで解説しています。ただ、最初の1本は内蔵マイクで十分。音質より「出すこと」を優先しましょう。
次は撮影です。スマホのカメラを縦向きにして撮ります。今のSNSはショート動画(縦型の短い動画)が中心なので、縦で撮るだけで正解に近づきます。
「顔を出すのが不安」という人のために、顔なしで成立する型を3つ用意しました。どれもスマホ1台で撮れます。
| 型 | 撮り方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 手元だけ | ギターやピアノを弾く手を上から映す | 弾き語り・演奏系 |
| 歌詞テロップ | 歌の音に、文字で歌詞を流す | 作詞・歌もの |
| 風景+音 | 夜の街・空などに、自分の音を重ねる | インスト・雰囲気重視 |
顔出しをするかどうかの判断や、他の見せ方は顔出ししたくない人のSNS発信のやり方に詳しくあります。撮るときはスマホを何かに立てかけて固定すると、手ブレがなくなって一気に見やすくなります。
編集と聞くと身構えるかもしれませんが、最初は投稿するSNSアプリの中の編集機能だけで十分です。TikTokもInstagramもYouTubeも、アプリ内で文字入れ・カット・音の調整ができます。別の編集ソフトを覚える必要はありません。
やることは、この3つだけに絞ってください。
特に大事なのが最初の2〜3秒です。ショート動画は、頭の数秒で「見るか、飛ばすか」が決まります。サビや一番強いフレーズから始めるだけで、最後まで見てもらえる確率が上がります。この考え方はリールで音楽を伸ばすやショート動画の台本の作り方で深掘りしています。
最後は投稿です。キャプション(動画につける説明文)で悩んで手が止まる人が多いので、そのまま使える型を用意しました。
【型】◯◯(曲名 or 「オリジナル曲」)/△△な夜に作りました。#弾き語り #シンガーソングライター #オリジナル曲
長く書く必要はありません。1〜2行で十分です。最後につける「#(ハッシュタグ)」は、その言葉で探している人に見つけてもらうための札のようなもの。3〜5個つければ十分です。プロフィールの整え方ははじめてのSNSプロフィールの作り方を先に読むと、投稿がもっと届きやすくなります。
そして投稿したら、アプリを閉じましょう。数字を何度も見に行くと消耗します。反応の確認は翌日にまとめて、で十分です。
「もう少し音を良くしたい」と思ったとき用の、お金をかけない小ワザです。順番に試してみてください。
それでも物足りなくなったら、数千円のスマホ用マイクを1本足すのが次の一手。買う順番で迷ったら機材を買う順番を参考に。最初から全部そろえないのが、お金でも気力でも失敗しないコツです。
パソコンを持っていないCさん(仮名・19歳・学生)は、「機材がないから」と発信をずっと先延ばしにしていました。この記事の4ステップだけで始めてもらったところ、初日にできたのは、クローゼットの中で内蔵マイクを使い、手元だけを縦で撮った15秒の弾き語り動画でした。編集はアプリ内の文字入れとカットのみ。
お金は0円。かかった時間は40分ほど。1ヶ月で週2本ペースで8本を投稿し、そのうち1本が同じ曲を練習していた人に届いて、初めてのコメントがつきました。「機材がない」は、動かない理由ではなかった——Cさんはそう笑っていました。次に取り組むのは最初の10人を増やす段階です。
今日、スマホだけで1本出すためのチェックリストです。
アカウント作成からつまずいている人は、音楽用SNSアカウントの作り方を先に開くと、スマホの画面のどこを押すかまで迷いません。
A. 始められます。歌や演奏の録音、動画の撮影、簡単な編集、投稿まで、すべてスマホの標準機能と無料アプリで完結します。パソコンや高価な機材がなくても、今日から0円で最初の1本を出すことができます。
A. 最初は内蔵マイクで十分です。静かな部屋で、口や楽器とスマホの距離を近づけて録るだけで、聞き取りやすい音になります。もっと音を良くしたくなったら、数千円のスマホ用マイクを足すという順番で問題ありません。最初から高い機材をそろえる必要はありません。
A. できます。手元だけを映した演奏、歌詞をテロップで流す動画、風景に音を重ねる形など、顔を映さずに続けている人はたくさんいます。すべてスマホで撮影・編集でき、顔を出さないことが不利になることもありません。
A. 最初は投稿するSNSに元から入っている編集機能だけで十分です。文字入れや音楽の追加、簡単なカットはアプリの中でできます。慣れて物足りなくなったら無料の動画編集アプリを足せばよく、最初から複数のアプリを覚える必要はありません。
A. 編集や投稿の作業が負担なら、SNS運用代行という選択肢があります。撮った素材をもとに編集・投稿を任せられるので、あなたは録音や演奏に集中できます。スタールートでは相談は何度でも無料なので、まずは今つまずいている点を話しに来てください。
STAR ROUTE MUSIC AGENCY
最初の1本はスマホだけで出せます。その先の「もっと届けたい」「編集がしんどい」は、スタールートが一緒に考えます。撮った素材の編集や投稿を丸ごと任せたい人には、SNS運用代行(4ヶ月で+1,000フォロワー未達なら全額返金)もご用意しています。全国どこからでもオンライン、未経験歓迎、相談は何度でも無料。まずは今の状況をそのまま話してください。