録音した歌は、スマホの中にある。投稿ボタンにも、指はかかっている。でも押せない。「下手って思われたら」「知り合いに笑われたら」——その手前で止まってしまう人は、あなただけではありません。むしろ音楽をやる人のほとんどが、最初の投稿でこわさを味わっています。この記事は、そのこわさを気合いで消すのではなく、小さく分解して、押せる大きさにするためのものです。読み終わるころには、今日の1投稿のハードルがぐっと下がっているはずです。
まず知っておいてほしいことがあります。投稿が怖いのは、あなたが臆病だからでも、覚悟が足りないからでもありません。人は、大切なものほど人前に出すのがこわいようにできています。適当に作ったものなら平気で出せるのに、心を込めた歌ほど手が止まる。それは、あなたがその音楽を本気で大事にしている証拠です。
そのうえで、こわさの正体を分けてみます。ぼんやりした「こわい」は大きく見えますが、中身を出すと、たいてい次の3つに分かれます。
| こわさの種類 | 本当の心配ごと | 実際に起きること |
|---|---|---|
| 反応されない不安 | スルーされたら傷つく | 最初は表示自体が少なく、無反応が普通 |
| 知り合いバレの不安 | 友達や職場に見られたくない | 設定と名前でほぼ避けられる |
| 下手判定の不安 | 「上手くないのに」と笑われる | 見ている人はそこまで気にしていない |
大きな「こわい」を、3つの小さな心配に分けただけで、少し扱いやすくなります。ここから1つずつ、読者からよく届く質問のかたちで答えていきます。
これがいちばん多い声です。答えははっきりしています。始めたばかりのアカウントは、反応がなくて当たり前です。恥ずかしいことではなく、仕組みの話です。
SNSには「インプレッション」という言葉があります。これはあなたの投稿が誰かの画面に表示された回数のこと。フォロワーがゼロの新しいアカウントは、このインプレッションがそもそも一桁、多くて数十しかありません。つまり「反応されない」のではなく、「まだほとんど見られていない」だけなのです。
いいねが0だったのは、あなたの歌が良くなかったからではない。まだ、その歌にたどり着いた人が1人もいなかっただけ。
だから最初の目標は「いいねをもらう」ではなく、「表示される回数を少しずつ増やす」に置きます。反応がない不安そのものへの向き合い方は反応がなくてもへこまない発信の続け方でも深掘りしています。数字がゼロでも折れない考え方は、続けるうえで一生効く武器になります。
「音楽やってるのを、まだ周りに知られたくない」。この気持ちも、とても自然です。安心してください。知り合いにバレずに始める方法は、ちゃんとあります。
ポイントは2つです。1つ目は、本名ではなくアーティスト名でアカウントを作ること。名前で迷ったらアーティスト名の決め方が参考になります。2つ目は、アプリを入れたときの「連絡先の同期」をオフにすること。ここをオンにすると、スマホの電話帳にいる人へ「知り合いかも」と自動でおすすめされてしまいます。オフにするだけで、その自動おすすめをかなり防げます。
顔そのものを出したくない人は、顔出ししたくない人のSNS発信のやり方にもっと具体的な見せ方をまとめています。手元だけ、声だけ、テロップだけでも、音楽は十分に届きます。
「まだ上手くないのに、出す資格があるのかな」。この問いには、少し厳しく、でも優しく答えます。上手くなってから出そうとすると、一生出せません。上手さは、出しながら育つものだからです。
それにもう一つ、覚えておいてほしい事実があります。あなたが心配しているほど、他人はあなたの投稿を細かく見ていません。人は自分のことで忙しいのです。上手いか下手かをジャッジしようと構えて見ている人は、ほとんどいません。多くの人は、スクロールしながら「あ、いい声」と一瞬感じて、また流れていくだけです。
プロの一発録りではなく、「ちゃんと届けようとしている人の30秒」に、人は惹かれる。完璧さより、体温。
今はネット発でリスナーを広げたtuki.さんやimaseさんのような例が当たり前になり、「最初から完成された人」ばかりが伸びる時代ではなくなりました。むしろ、少しずつ上手くなっていく過程を見せる人に、ファンがつきます。何を投稿すればいい?最初の1投稿の作り方で、力の抜けた1本目の作り方を具体的に紹介しています。
気合いではなく、仕組みでこわさを下げます。今日から使える工夫を7つ挙げます。
弾き語りを2年続けてきたAさん(仮名・28歳・会社員)は、「歌はあるのに一度も人に出したことがない」状態でした。理由は、この記事の冒頭とまったく同じ。押せなかったのです。
Aさんがやったのは、たった3つでした。まず、本名とは別のアーティスト名でアカウントを作り、連絡先の同期をオフにしました。次に、顔は出さず、ギターを持つ手元だけを15秒撮りました。そして、その日の夜ではなく翌朝7時に予約投稿にセットして、スマホを閉じて寝ました。
翌朝の反応は、いいね2件。片方は知らない人でした。「知らない人に1回でも届いた」——それがAさんには決定的でした。3週間で9本を淡々と投稿し、フォロワーは14人に。数としては小さくても、Aさんはもう「押せない人」ではなくなっていました。フォロワー0から最初の10人を増やす方法で、この「最初の数人」の作り方を具体的に書いています。
今日、1本出すためだけのチェックリストです。全部そろってから、ではなく、この順で1つずつ潰していけば大丈夫です。
アカウントの作り方そのものが不安な人は、音楽用SNSアカウントの作り方を先に開くと、画面のどこを押すかまで迷わずに進めます。
ここまで読んでも、「頭では分かったけど、やっぱり押せない」という人がいて当然です。投稿のこわさは、性格の問題ではなく、一人で全部を抱えている状態がしんどいだけ、ということも多いのです。何を出すか考え、撮って、編集して、投稿して、反応を気にする——これを毎回一人でやるのは、想像以上に重い作業です。
そんなときは、SNS運用代行という選択肢があります。何を投稿するかの企画から、動画の編集、投稿までを丸ごと任せられるので、あなたは音楽そのものに集中できます。スタールートのSNS運用代行には、4ヶ月で+1,000フォロワーに届かなければ全額返金という保証をつけています。しくみや向き不向きはSNS運用代行とは?で読めます。一人で押せないなら、押す作業ごと預けてしまう、という手もある。それも立派な前進です。
A. 最初はほとんど反応がなくて当たり前です。フォロワーがいないアカウントの投稿は、そもそも人の画面に表示される回数がとても少ないからです。反応がないのは作品の否定ではなく、まだ見つかっていないだけ。数を出して見つかる確率を上げていく段階なので、恥ずかしがる必要はありません。
A. 始められます。本名とは別のアーティスト名でアカウントを作り、連絡先の同期をオフにすれば、知り合いへの自動おすすめを避けやすくなります。顔を出す必要もありません。まずは知り合いのいない場所で始め、慣れてから広げれば大丈夫です。
A. 始めたばかりで見ている人が少ないうちは、批判はほとんど来ません。もし失礼なコメントが来たら、返信せずにブロックまたは非表示にすれば十分です。相手にしないことが最大の対処で、あなたの音楽を届けたい相手はその人ではありません。
A. できます。手元だけを映した弾き語り、歌詞のテロップ動画、後ろ姿、イラストのアイコンなど、顔を出さずに続けている人はたくさんいます。大切なのは顔ではなく音と世界観なので、無理に顔出しをする必要はありません。
A. 一人で抱えなくて大丈夫です。何を出すか決める、動画を編集する、投稿する、という作業を丸ごと任せられるSNS運用代行という選択肢もあります。スタールートでは相談は何度でも無料なので、まずは今のこわさをそのまま話しに来てください。
STAR ROUTE MUSIC AGENCY
投稿がこわいのは、あなたがその音楽を本気で大事にしているから。スタールートは、これから始める人の「最初の1本」から一緒に考える音楽事務所です。何を出すか迷う、一人だと続かない——そんなときは、SNS運用代行で投稿の作業ごとお任せいただけます(4ヶ月で+1,000フォロワー未達なら全額返金)。全国どこからでもオンライン、相談は何度でも無料です。