「自分で書いた日本語の歌詞を、Sunoにちゃんと歌わせたい。でも発音が変になる」。この悩み、じつはほとんどが入力の書き方で解決します。この記事では、自作の日本語歌詞を歌わせる具体的な手順と、読みが崩れた時の直し方を、コピーして使えるレベルまで噛みくだいて紹介します。先に一つだけ。Sunoの画面表記や仕様は更新されることがあるので、細かいボタン名より「考え方」を持ち帰ってください。そのほうが、どの版でも通用します。
いちばん大事な分かれ道はここです。Sunoには、雰囲気だけ伝えれば歌詞もAIが書いてくれる「おまかせ」的なモードと、自分で歌詞を入れられる「カスタムモード」があります。自作の日本語歌詞を歌わせたいなら、迷わずカスタム側を選んでください。おまかせのまま歌詞欄に自分の詞を入れても、そもそも入力する場所が用意されていないことが多く、思った通りに反映されません。
カスタムモードでは、ざっくり「歌詞を入れる欄」「曲のスタイル(ジャンルや雰囲気)を書く欄」「タイトル」の3つが並びます。この歌詞欄が、あなたの言葉を歌に変える入り口です。ツールの基本操作にまだ不安がある人は、先にSuno(AI作曲)の使い方と作品への活かし方で全体像をつかんでおくと、この先がぐっと読みやすくなります。
手順そのものはシンプルです。順番だけ押さえましょう。
J-pop, emotional ballad, female vocal, gentle piano。スタイル欄は英語で書くと安定しやすい一方、歌詞は日本語のままでかまいません。ここを混同して歌詞まで英語にしてしまう人がいますが、日本語で歌わせたいなら歌詞は日本語で入れる、が正解です。スタイル欄の言葉選びに迷ったら、Sunoのプロンプトのコツにジャンル指定の型をまとめています。
日本語で最初にぶつかる壁が、発音の崩れです。「一途」を「いっと」と読んだり、「今日」を「きょう」でなく「こんにち」寄りに歌ったり。これは漢字の読みをAIが取り違えるのが原因なので、入力側で読みを教えてあげれば直ります。効くのは次の4つです。
ポイントは、全文をひらがなにしないこと。全部かなにすると今度はイントネーションが平板になり、別の不自然さが出ます。崩れた一語だけをかなにして、あとは元のまま残すのが一番きれいに決まります。1回目の生成で「ここだけ変」という箇所を1〜2個メモして、その語だけ直して再生成する。この往復を2〜3回すれば、たいていの詞は自然に歌えるようになります。
Sunoは、歌詞の中に角カッコで書いた指示(メタタグ)を、曲の構成のヒントとして読み取ります。これを使うと、どこがサビでどこが間奏か、をこちら側でコントロールしやすくなります。よく使うのはこのあたりです。
[Intro] [Verse] [Pre-Chorus] [Chorus] [Bridge] [Outro]/曲の各パート[Instrumental]/歌なしの間奏をはさみたい時[Chorus]を2回目・3回目にも置く/サビをしっかり繰り返させたい時たとえば歌詞の頭に[Verse]、サビの前に[Chorus]と入れておくだけで、盛り上がりの位置が安定します。指定しないとAIが構成を勝手に決めるため、「サビが弱い」「Aメロが長すぎる」といったブレが出やすくなります。メタタグ自体は歌われないので、日本語の歌詞に英語のタグが混ざっても発音には影響しません。
長さの感覚も持っておくと失敗が減ります。1回の生成でAIが扱いやすいのは、おおむね2〜3分ぶんの歌詞量です。目安として、Aメロ・Bメロ・サビをそれぞれ4〜8行、これを2番まで、くらいがちょうどよいボリューム。行数を欲張って長い詞を入れると、後半で歌詞が飛ばされたり、早口で押し込まれたりします。
歌詞づくり自体でつまずくなら、書く工程をAIに手伝わせる手もあります。下書きをAIに作らせて自分で直す流れはAIで歌詞づくりを助ける使い方で具体的に紹介しています。詞ができてからSunoに渡す、と工程を分けると、どちらも楽になります。
「発音は合っているのに、なんかメロディに乗っていない」。この場合はたいてい、言葉と拍のかみ合わせの問題です。次の順で試すと直りやすいです。まず、字余りしている行を1〜2文字削る。次に、区切りたいところに読点や改行を足してリズムの切れ目を作る。それでも硬いなら、スタイル欄のテンポやジャンル指定を少しだけ変えて、器のほうを歌詞に寄せます。
大事なのは、一度に何箇所も変えないこと。1回の再生成で変えるのは1つだけにすると、何が効いたのかが分かり、次に活きます。逆に全部いっぺんに直すと、良くなったのか悪くなったのか判断できず、迷子になります。Sunoは同じ入力でも毎回歌い回しが変わるので、「入力は変えずにもう1テイクだけ回す」のも立派な一手です。当たりのテイクが引けることは、わりとよくあります。
それと、権利まわりも一度は目を通しておくと安心です。作った曲を配信・販売したくなった時のために、Suno AIで作った曲は配信・販売していい?で商用利用の考え方を整理しています。仕様や規約は変わりうるので、実際に使う前にはSuno公式の最新情報もあわせて確認してください。
A. カスタムモード(自作歌詞を入力できるモード)を使います。歌詞欄に自分の詞を貼り、スタイル欄でジャンルや雰囲気、ボーカルの性別などを指定して生成します。おまかせモードは歌詞もAIが作るため、自分の歌詞を歌わせたい時は必ずカスタム側を選んでください。画面表記や仕様は更新されることがあるので、最新の公式ヘルプもあわせて確認すると安心です。
A. 崩れやすい単語をひらがなに開く、読み方をそのままかなで書く(一途→いちず)、意味の切れ目に読点や改行を入れて区切る、が効きます。それでも直らない語は言い回しごと別の言葉に置き換えるのが早いです。全部を作り直さず、崩れた一語だけをかなにして再生成するのがコツです。
A. 混ぜられます。ただし日本語と英語が細かく交互になると発音が不安定になりやすいので、サビのフレーズやフックなど、まとまった単位で英語を入れると安定します。1行の中で単語ごとに切り替えるより、行やブロックで言語を分けるほうが自然に歌ってくれることが多いです。
STAR ROUTE MUSIC AGENCY
Sunoで日本語の曲を形にできるようになった。その先で多くの人がつまずくのが、「作れるけれど、聴かれない」の壁です。どんな曲を、誰に、どの順番で届けるか。ここは、いい曲を作る力とはまた別の技術がいります。スタールートは、AIツールも上手に使いながら、作品づくりから配信・SNSでの届け方までを、全国どこからでもオンラインで一緒に考える音楽事務所です。未経験でも相談は何度でも無料。まずは今作っている曲を、そのまま聞かせてください。